セカンドオピニオンの予約は、お電話にてお問い合わせ下さい。

「セカンド・オピニオン」(第2診療情報提供)

あらかじめ相談したい内容をFAXや手紙で送って頂き予約の上、当日は本人(または家族の方だけでも可)が、保険証、資料(レントゲン写真とか血液検査データなど)を持って、来院下さい。

 

 

『相談内容』

1)薬に関すること

 

この薬は飲んでもよいか?飲まないほうがよいか?

副作用は何が心配か?どんなふうに減らしてゆくかなど。

2)手術に関すること

 

手術した方がよいか?しなくてもよいか?

どんなやり方がよいか? など。

3)個々の疾病について

 

今かかっている医者から、治らない病気だと言われているが本当か?

こういう治療してもらっている、又はすすめられているが他の治療はないか?

病状は深刻だが、何か改善方法はないか? など。

4)ワクチン接種について

 

インフルエンザワクチンはした方がよいか?

肺炎ワクチン、MMR、日本脳炎、ポリオ、、、などなど

5)その他

 

医療上の困り事相談、何でも家族になったつもりで相談し、「セカンドオピニオン」を致します。

 

セカンド・オピニオン(第2診療情報)をする時の視点

 

私は、もともと、消化器外科の医者で、肝、胆、膵、胃、大腸などの、京大と京都府立医大をあわせた以上に手術をする病院で、午前中は外来、胃カメラ、大腸ファイバー、昼からは毎日手術をしていましたので、外科的な話なら透けて見えるほど分かります。麻酔医の資格も持っていますので、救急処置もおたおたしませんし、各科の麻酔をかけましたので、各科の病気、手術も、わりとよくわかります。病理解剖医の資格も持っていますので、全科の死因不明患者の病因解明にもたずさわり、病気の裏の裏もよくわかっています。

漢方の実践も長く、インド、チベットの医学にも理解があり、ユニークなセカンド・オピニオンが出来ると思っています。労災・裁判・医療事故などでも、患者さんの立場を守り、常に親身になって相談にのってきました。一人の命がかかってる時には、いくら少数派になっても、信念によって守っていきます。ライ症候群といわれて植物人間になった方への裁判の意見書も、テレビドキュメント『この悲しみは消えず』でとりあげられましたし、ステロイドについてもニュースステーションでもとりあげられ、社会的警鐘の役割も果たしてきました。難病連、膠原病友の会などの講演依頼も心よくひきうけてきました。医原病や副作用、医療犯罪などに対しても、広い歴史的視野を持っています。骨髄移植後、血小板が増えず、輸血ばかりしても、このままでは死を迎えるよりほかないような子の話を聞けば、漢方薬を処方して助けたり、ダメだとあきらめることなく、何かいい方法はないかと工夫するような観点から、セカンド・オピニオンに応じたいと考えております。

中野 勝輝